【店長小川の富士ヒル挑戦日記 Vol.2】
ー最初に軽くするならどこか?ー
こんにちは!RX BIKE 店長の小川です。Vol.1では、僕が「富士ヒル2026」に挑戦することを決めたきっかけをお話ししました。
S-WORKS TARMAC SL8とENVE SES 4.5という“最高の相棒”を手に入れて、
いよいよトレーニングも本格始動です。
🧩今回のテーマ
今回のテーマは、「最初に軽くするならどこか?」です。
ロードバイクに乗っていると、一度は気になる「軽量化」。
でも、いきなり全部を変えるのは現実的じゃない。
今回は、“効果を実感しやすい部分から始める軽量化”をテーマにお話しします。
⚙️軽量化は「効果の感じやすさ」から始めよう
軽量化の目的は、数字を減らすことではなく、
登坂中に“体感できる軽さ”を得ることだと思っています。
ヒルクライムでは、脚の疲労とメンタルの戦い。
だからこそ、変化が感じやすいパーツから手をつけるのが正解です。
その中でもまずおすすめしたいのが、
- ホイール
- タイヤ + チューブ
この2点。
この部分を変えるだけで、漕ぎ出しの軽さや持続のしやすさが劇的に変わります。
🚴♂️ホイール交換は「体感の塊」

ホイールは“回転体”なので、軽量化でもっとも体感できる効果が出やすいパーツ。
特に富士ヒルのような長い登りでは、
脚を回す“リズム”が安定することでメンタル的な余裕も生まれます。
高いパフォーマンスを維持し続けるには自分の呼吸や心拍のリズムにマッチした
ペダリング/ケイデンスコントロールをさせてくれる相棒が必要です。
私はENVE SES 4.5で初めて走ったとき漕ぎ出しの軽さ、
登坂での掛かりの良さが段違いで「これだ…!!」となりました。
その相性の良さから得られた余裕により平地でのスピード維持も格段に楽になりました。
何より漕いでいて楽しい。速いホイールというだけでなく愉しいホイールといった感じでした。
もちろん価格も大きな要素ですが、
軽量+剛性+空力のバランスが取れたホイールを選ぶのがポイントです。
ENVE、ROVALあたりはやはりこのバランスのまとまりが別格。
🗻タイヤとチューブは「コスパ軽量化の王道」
次に効果を感じやすいのが、タイヤとチューブ。
この部分はホイールよりも価格が抑えられて、交換も簡単。

チューブをラテックスやTPU(熱可塑性ポリウレタン)に変えるだけで、
1本あたり40〜60gの軽量化ができます。
ただ、これはチューブの材質によって乗り味がかなり大きく変わってきます。
また、同じ素材でもメーカーによって全く違う性質を持っています。
それぞれの素材の一般的な特性を知った上で実際に使って感じてみる事が自分に合った最高のパーツを選ぶ一番の近道です。
タイヤも銘柄によって転がり抵抗やグリップが変わるので、
「軽い=速い」ではなく、“自分の脚質に合う”ものを選ぶのが大事。

私はタイヤにお金を払うのは全く損のない投資だと思っているので思い切ってホイール購入と共にENVE SES RACEDAY 27cを使用。現在2セット目として継続利用しています。
とはいっても正直このタイヤは(“かなり”…)値が張りますが、軽さ・しなやかさ・転がりの良さの三拍子で最高のタイヤです!
( チューブレス 27c 195g )
現状これよりコストに対する軽量性と耐摩耗性のどちらもに優れたタイヤはないように思います。
チューブの話題の中でチューブレスの話かよ、となるかも知れませんがコチラのタイヤは薄いのに空気の密閉性も高いため少なめのシーラントでも安定してくれます。そのため軽量クリンチャータイヤに軽量チューブを入れるよりも軽く出来てしまいます。
また、これでTPUチューブを入れたらシーラントの補充もしなくていいから最強なんじゃ?と試したのですがこれはどのチューブでもあまりにも走りが重たく転がりが悪くなったのでSES RACEDAYタイヤは走行感覚を優先するとチューブレス運用一択だと私は結論付けました。
⚠️軽量化の落とし穴
軽量化は魅力的ですが、やりすぎると乗り味が変わってしまうこともあります。
特にヒルクライム特化のセッティング(極端な前乗りなど)にすると、
街乗りやロングライドで“安定感”が損なわれる場合も。
私は、「富士ヒル用に特化しすぎず、普段の使用感を壊さずに軽くする」ことを意識しています。
毎週のように乗るバイクだからこそ、“快適に使い続けられる軽さ”を大事にしています。
🧭まとめ
- ホイールを軽くする(体感の変化が最大)
- タイヤ+チューブを見直す(コスパで変化を実感)
- ポジション・フォームを微調整する(体で軽くなる)
この順で進めると、失敗が少なく確実に成果を感じやすいです。
🔔次回予告
次回Vol.3では、「トレーニング開始から1ヶ月」をテーマに、
実際に感じた体の変化、走行距離、パワー数値の変化などを共有します。
“数字で見る富士ヒル準備”のリアルをお届けします💪🏻
また、今回のホイール/タイヤ/チューブについて今のおすすめ選択肢をまとめて記事にします!
お楽しみに😊
小川 海里 (かいり)
生年月日: 1999.06.08
出身地:高知県高知市
スポーツ経験:小学校 サッカー/中学校 陸上(短距離)/高等学校 サッカー
東京サイクルデザイン専門学校 3年制卒
