スポーツバイク1x化推進委員会(自称)のカブです。
早速ですが、ロードバイクが1xになったことでそのメリットを感じていたら、普段乗る全バイクを1x化するべきだとの天の声が聞こえた気がしてきました。
ということで、自分用に稼働中のバイクで唯一フロントW仕様だったモノラルGRのFディレーラーを外すことに。しばらく乗っていなかったので、感覚的には「Fディレーラーを付けたまま放置してしまった」というカンジです。

このバイクを組んだ2020年時点では、まだスラムのドロップハンドル用コンポは最大スプロケットが36Tだったんですよね。もちろんフロント変速もW(ダブル=2段)がデフォルト。
もっともギヤ比が軽くなるよう、F43-30T/R10-36Tという組み合わせで運用していましたが、インナーローのギヤ比0.83でも重いと感じるシーンが。そして何より太いタイヤを入れるとFディレーラーとのクリアランスが小さいのです。

44mmタイヤを入れた場合、この隙間がわずか2mm。グラベルバイクとしてはちょっと不安かつリスキーな狭さですよね。。。
そこで用意したのが下記3点。今回はコレらだけで1x化が可能でした。フレームによってはFディレーラー用の穴を埋めるグロメット類や、チェーンラインを微調整するためのスペーサー、そして長いチェーンが必要になるかもしれません。

・左上:SRAM用XDフリーボディ互換ワイドスプロケット(9~46T)
・中下:XPLR化プーリー&ゲージ
・右上:ナローワイド仕様の1xチェーンリング(34T)

まずはFDとクランクを外して、クランクもチェーンリングを入れ替え。どんどんシンプルになってゆく!

RDはプーリーケージをピボットから外して、新しいものに交換。新しいゲージは赤い矢印にあるように、ピボットとアッパープーリー軸をオフセットしています。これにより、大きなスプロケットに入ったときにプーリーとスプロケットの歯先が干渉しなくなるのです。
さらにスプロケットを入れ替え、チェーンを張り直しまして、(Fディーレーを除外して)Rディレーラーとレバー類だけを再ペアリング。最後に変速調整をしたら完成!

このスッキリとしたチェーンライン。安心のタイヤクリアランス。泥だって草だって小石だってもう怖くないぜ〜〜!


こういったパーツ入れ替え作業をした場合、重量がどんなもんか気になるところですよね。着脱したパーツをそれぞれ測ってみたら上記の通り。元がFORCEというセカンドグレードだったため(←REDに比べると重いので)、Fディレーラーがなくなった分がほぼそのまま軽くなった感じです。
ちなみにチェーン長は前後の最大ギヤ歯数で決まります。今回はチェーンリングが−9T/スプロケットが+10T、すなわちトータルで+1Tということなので、同じコマ数でした。
SRAMのAXS系パーツは、世代やカテゴリーを超えてパーツの融通や流用が可能になっています。もちろんチェーンラインやら各所インターフェイスやら歯先とチェーンの整合性やら、気を配るべき箇所は少なくありません。でもそこを考えることもまた楽しいものです。
RX BIKEでは、そんな遊びのお手伝いもしています。
