【UCIグランフォンド世界選手権に向けて】高岡亮寛ショートインタビュー

10月10日に行われる、UCIグランフォンド世界選手権2021への出場(サラエボ・ボスニア ヘルツェゴビナ)を目前に控えた高岡亮寛のショートインタビューをお届けします。
レースに向けた準備、現在の心境、そして目標とは。

(取材日9月28日)

日本で開催される予選大会のUCIグランフォンド・ニセコクラシックが中止となり本戦出場が危ぶまれたが、開催大会に用意されているワイルドカードを得て、今回の出場に至った。
過去2回出場の大会では、2位(フランス・アルビ2017)、3位(ポーランド・ポズナン2019)という実績を残している。

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ー2年ぶりの出場となるUCIグランフォンド世界選手権。
今回のコースはどのように捉えていますか

距離は135kmでちょうどいい具合かなと。ただ10km近い距離の上りが3回あり、フィニッシュは頂上ゴール(標高1590m)という厳しいプロフィール。集団はかなりバラけると予想しているので、自分にとってはチャンスがあるのではないかと思っています。

ー参加選手の中で気になる選手はいますか。

エントリーリストは出ていますが、まだ募集はしているみたいですね(取材日現在)。参加人数は少なめのようでした。
8月に開催した同コースを使ったボスニア ヘルツェゴビナのグランフォンド予選大会で総合優勝したのは元プロサイクリストのジョニー・フーガーランド選手でした。
ただ彼がこの本戦に出るか確認はしていませんが、年齢のカテゴリーが違うのであまり気にしていません。彼のレースリザルトを確認してみると着順ごとのタイム差に大きな開きがあって、バラバラになりそうなコースだな、と再確認しましたね。

ー本レースにむけて、これまではどういう準備を

この時期に合わせて登坂力を向上させるために5月から意識をしていたので、山岳でトレーニングを行う機会は多かったです。

レースまであと10日くらいですから、トレーニングも疲れを溜めないように。当日に100%フレッシュな状態で臨めるように意識をしています。

ー目標は

「優勝したいなあ」という願望はあります。100%のベストコンディションだったら勝負ができるなあ、と過去2回に出ていて感じています。
どういう選手がでてくるかというのはコントロールできないので、まずは自分の100%を出せるように。運がよければ勝てるし、自分より強い選手がいれば勝てないし。走ってみないとわかりませんね。

ー世界各国でステータスの高いレースをアマチュアでも走れる貴重な機会ですが

これだけは出てたいなと思っていました。時間的にもコスト的にもハードルは高いですが、それだけトライする価値はありますね。

大会オフィシャルのライブ中継はないと思いますが、Twitter@RoppongiInsight などで現地の情報を届けられるよう計画をしています。

レインボージャージ、あれが夢。Roppongi Expressのジャージに虹をいれたい。
でも、そういうことを考えていると勝てない。勝ってから考えようと思っています。今年実現するかどうかはわからないけど、いつかは成し遂げられるよう挑戦し続けます。

現地のスタート時間は10月10日10時(現地時間)
日本時間では夕方17時にスタートします。
応援よろしくお願いいたします。

関連ページ
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