ロードバイクに太いタイヤを履かせてみる〜ROUBAIXの場合

※記事の扉写真はグラベルバイクであり、本記事の主題とは直接関係ありません。

グラベルが流行っています。

メーカーは各社グラベルモデルをリリースして、まだまだ数は少ないですが、日本でも各所でグラベルイベントが開催され始めています。

メーカーの人と話すと、日本では感じ得ない勢いで海外マーケット(北米・欧州)ではグラベル需要が拡大しているそうです。
高岡は今年6月に世界最大のグラベルイベントであるUnbound Gravelに参加してきましたが、これが非常に楽しかったので来年も是非参加!と思っております。

ではすぐグラベルバイクを買おう!
というのも難しいと思いますが、ちょっと太いタイヤでグラベルの世界を覗いてみたいなという方は多いのではないでしょうか?

ディスクブレーキロードが一般的になるのと同時に、ロードバイクでも○○mmのタイヤまで使用可能、というのがうたわれるようになりました。太いタイヤは快適のみならず速いというのが新常識なんです。
ではどのくらいの太さま使用可能なの?とたまに聞かれたりしますが、同じサイズ表記でもメーカーにより実際の太さは違うし、ホイール(リム)によってタイヤ装着時の実寸が変わってくるし、、、と一概には言えないところです。

そんな折、良いサンプルがありましたので、お客様の事例をご紹介いたします。

愛車:S-WORKS ROUBAIX RED ETAP
ホイール:Roval CLX 32(リム内幅20.7mm)
タイヤ:Panaracer Gravel King SK 32C(チューブレス)

Fフォークのクリアランス
シートチューブおよびFDのクリアランス
シートステーのクリアランス

このような感じで、問題なく装着できてミニマムなクリアランスは確保できています。
マッドコンディションで泥がつくような場合は詰まりやすいでしょうが、ドライな不整地を走るくらいなら問題なさそうです。

ROUBAIX(ルーベ)はロードバイクというカテゴリーではあるけど、Tarmac対比でやや長いホイールベースになっており、Future Shockというヘッド部分の20mmのサスペンションで路面の衝撃を吸収してくれるので、舗装路〜悪路を走るのにも最適なバイクです。
この自転車のオーナーはこの仕様でRapha Prestige やくらいを無事に走破してこられました。

もちろん高岡がルーベで日本縦断したように、舗装路を速く楽に走るのにも長けています。

ロードバイクに今までよりちょっと太くてゴツいタイヤを履かせて不整地を走ってみるのも楽しいですよ。
新しい世界が見えてきます。

日本製のPanaracer GravelKing(グラベルキング、グラキン)は23c〜54c(!)という幅広いラインナップで、舗装路主体のライドからバリバリのグラベルレース用タイヤまでカバーしています。

https://panaracer.com/products/gravel/

ライドの目的に対してどのタイヤが向いているかなど、是非ご来店・ご相談ください。お待ちしております。

RX BIKE
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