BONTシューズのカスタム

高岡が過去に長い期間愛用していたBONTシューズのあまり知られていないカスタムのご紹介です。

最近はS-WORKSシューズに落ち着いている高岡ですが、シューズ遍歴は色々あります。
その昔、1993年〜始めた頃はSIDI GENIUS 2を履いていました。当然、Miguel Indurainに憧れてです。
その後シマノの3本ベルクロのシューズを履いたりしてました。たしかLance Armstrongが21歳で世界チャンピオンになった時に履いていましたね。

1990年代後半にインカレに勝ったりした際もSIDIだったような気がします。

その後、2006年に再開してからは、PERL IZUMI、S-WORKS、DMT、BONTなどを履いておりました。期間と履いた数からするとBONTとS-WORKSが圧倒的です。2011・2015-2017の4回のツールドおきなわ優勝はBONTシューズでした。

2017年 5度目のおきなわ優勝 シューズはBONT VAYPOR S
写真:綾野様(CYCLOWIRED)

ちなみに、RX BIKEの2階に上がる階段の脇に、過去に使用した様々なBONTシューズが飾ってあります。

BONT カスタムシューズ

VAYPOR/ZERO 両モデルとも廃盤ですが、、

BONTシューズの特徴は
1)踵部や土踏まず部までせり上がったカーボンソールを熱成形し足型に合わせるフィット感
2)トラックのトップ選手たちに愛用される圧倒的なシューズ全体の剛性感

2000Wとか出すようなトラック選手たちに使用されていると言っても、重量が重いということはなく、私のサイズ(27.5くらい)で左右460g前後(純正インソール込み)。現在愛用しているS-WORKS ARESやS-WORKS 7とほぼ同じような重量です。

ソックスにカーボンソール付けたような昨今のソフト系アッパーのシューズとは対極を行く剛性感です。それでいて長時間のライドでも痛くならないのはさすがです。

左のVAYPORはThor Hushovdが2010年に世界選手権で優勝した際に履いていましたね。現在はVAYPOR Sが後継モデルです。

右のZEROは紐締め+ベルクロカバーという非常に固定力高くまたエアロなシューズです。その後ZERO+として甲にBOAダイアル一つとベルクロカバーという構成になっております。(あれっ?廃盤か…)

4つ穴ソールにクリート直付け

これらのシューズは高岡がSPEEDPLAYペダル使用時代に4つ穴ソールでオーダーしたモノです。
通常はLOOK3つ穴台座+スペーサー+クリートですが、BONTシューズは4つ穴ソールをオーダーできます。

4つ穴カスタム料金¥2,000-

えっ、安くない?と思ったのは私だけでしょうか。

基本的に自転車関係なんでも、構成点数が減るのは良いことです。このようにソールに直接の方がダイレクト感が増す気がしますね。

また四つ穴は縦に長い穴でネジを移動できるので、クリートの4つのネジで左右・前後全てを調整できるのも3つ穴版よりも優れている点です。

そしてもうひとつBONTには非常に素晴らしいオーダーシステムがあります。

左右サイズ違いもアップチャージなしでオーダー出来るんです。

高岡は10年以上一貫して左42.0/右42.5という違うサイズのシューズをニコイチで使っていたという極めて不経済な足なんです。
足の大きさが違うから仕方なく片方(おそらく大きい方でしょう)に合わせて妥協して使うという必要はもうありません。コストゼロで!

サイズ違いのVAYPOR S と ZERO+

これらのカスタムは通常はマックス3ヶ月納期ですが、昨今の情勢により+2〜3ヶ月の余裕を持ってお待ちいただければと思います。

現在のラインナップはこちら→ https://bont.jp/collections/

RX BIKEではBONTシューズも取り扱っておりますし、シューズの熱成形も承っております。
是非お気軽にお問合せください。

RX BIKE : rxmeguro@roppongi.express / 03-6303-1679

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