酷暑日は、無理に乗らずに自転車メンテでも!?
ということで、RX BIKEのバーテープ巻きのお話はどうでしょう。
乗車中、ライダーとバイクには3個所のコンタクトポイントがありますが、そのうちのひとつがハンドル。
とりわけ手というもっとも繊細なセンサーが触れるので、ほかの部位(サドル/ペダル)よりも些細な違いを感じられるはずです。
バーテープにはさまざまな巻き方がありまして、同じテープを使っても巻く方向や重ねしろ、巻く際のテンションの掛け方で、グリップ感や握り心地、グリップ感が変わってくるのです。
とはいえ基本となるのは下記のとおり。どのような巻き方であっても、ここが守られていないと乗っていて不快感を与えたり、コントロール性や安全が損なわれてしまいます。
①左右対称!
巻き始めの方向はもちろん、巻き数(=重ねしろ)、ステムクランプ部分からの距離も同じになるように。
②シワやタルミがない
シワがあると指が引っかかったり、タルんでいると使っているうちに緩んできてしまうことも。適度かつ均一なテンションで巻き続けることが大切。
③重ねしろが均一
下地のハンドルバーが見えるくらい重ねしろが少なかったり、逆に重ね過ぎで仕上がりが太くなってしまうのはNG。握り位置を変えたときにグリップ感も変わってしまう。
④ブラケットの固定バンドは見えないように
ブレーキブラケットを止めているバンドは隠すのがセオリー。剥き出しになっていると、製品によっては汗が直接付着して錆びてしまう。
⑤フィニッシュテープで端面を完全カバー
巻き終わりのフィニッシュテープは、バーテープの緩みを防ぐとともに、巻き終わり端面をきちんと覆うことでハンドルバーとの一体感が向上する。バーテープの凹凸をスムージング化できれば空力的にも有利に!
ということでRX総帥・高岡のスペシャライズド・ターマックSL8に付くロバールコクピットを見てみましょう。

上ハンを覆い尽くしてしまうと空力的に悪化させかねないので、ショルダー部までで巻き終わらせてあります。さらに前方から見たときに端面が進行方向に対して真っ直ぐになっていて、高速巡航時にも空気の流れを妨げません。
そしてスパカズの白いマーキングさえも左右対称になるように巻いてありますね。さすがです!
続いてRXメカニック・カブが乗っているキャノンデール・CAAD13。

なんということでしょう。左右がアベコベではないですか!
そうなんです。アシンメトリックなフレーム塗装に合わせて、バーテープもあえて左右非対称にしているんです。黒とピンクを半分づつ繋いだニコイチ仕様。こんな遊びもホビーだからこそ!
見た目的には非対称ではあるものの、握った感じはきちんと対象になるよう、巻き数や巻きしろは同一ですのでご安心ください。
さらには高岡の練習用ピストに使われているのはスパカズ・プリズマティック(廃盤品)。

硬くて巻きにくいということで自転車屋泣かせの製品でしたが、シワや折れ曲がりが最小限になるよう、ヒートガンで温めながら作業しています。同様にニコイチで上と下を分け、見た目のアクセントに。
以上、一部ではありますがRX BIKEでのバーテープ巻き紹介でした。
皆様のバーテープはどのような状態でしょう? そろそろ交換時期を迎えていませんか?
RX BIKEでは各種メンテナンスを承っておりますので、ご用命お待ちしております!
なお、バーテープ巻きの基本工賃は3,300円です。
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